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CEUEU

about CÉUEU Denim

私たちのデニムについて

CEUEUデザイナー田中順也 / 宇井愛美が『至極の一本』を求めて様々な試行錯誤とサンプル作製から修正作業を2年に渡り積み重ねた先にたどり着いたデニムとは?

生地・縫製・加工などの生産背景に自ら足を運び、幾多のこだわりと情熱を注ぎながらも従来のセオリーに縛られることなく自由気ままに逍遥(セウエウ)する様な1stコレクションが生まれるまでの歩みとストーリーをご紹介します。

CEUEUのジーンズ、デニムジャケットはデザイナー田中順也が所有する1本のヴィンテージジーンズより着想を得たことからスタートしました。
それは“ LADY Levi’s ”と呼ばれマリリン・モンローも愛用していたモデルの“ Levi’s 701 “という、元来は女性向けにつくられた、1950年代のジーンズでした。
※右写真参照※下写真参照

希少なオリジナルの701でありながら自らが着用できるサイズ感という古着ならではの心躍る出会いも印象的な思い入れのあるこのジーンズをデザイナー自身が着用するなかで幾つかの気づきがありました。

中でも大きく感じ取ったことが状態の良いインディゴブルーの美しさやヴィンテージデニム特有の粗野な風合いなどジーンズの持つ力強い魅力はありながらもライトで柔らかなデニムによる脚なじみの良さがこれまでにない心地よさをもたらす事でした。
この定番的ジーンズらしさと軽快な着用感により“ 新感覚の定番 “という企画に導かれることとなりました。

私たちのデニムについて

田中順也氏が所有するオリジナル “ Levi’s 701 “1950年代のヴィンテージ701は希少性が高いモデルですがインディゴが濃色のコンディションでW34インチのものは更に貴重な、プレミアムアイテムとなります。

旧式の織機との出会い

瀬戸内海に面した岡山県倉敷市の半島西部に位置する
繊維の街 “ 児島 “。
その歴史は江戸時代まで遡り日本製デニム発祥の地として生地や製品の確かな品質により国内のみならず世界中のデザイナーやブランドを現在も魅了し続ける生産地であります。

デニムの産地として名高い児島の中でも今では貴重な旧式の力織機によって生地端に通称 “ 耳 “ と呼ばれるほつれ止めがされた“ セルヴィッチデニム “と呼ばれる生地を織りあげる機屋 (はたや)さんを訪ねました。

件の “ Levi’s 701 “ をはじめデザイナーが所有する幾つかのヴィンテージにはセルヴィッチデニムが使用されておりなぜそれらのものに魅了されているのか自らに対しての探究心もあり、生産現場に足を踏み入れると工場の内部は、存在感のある年期の入った織機が凄まじい轟音をあげながら稼働しておりその思わず息をのむ空間の中で、少しずつ織られていくデニムに見入ってしまった事は今も鮮明に記憶しています。

CEUEUの定番のひとつでありますCA716に使用しているデニムは“ 11オンス メンフィス綿セルヴィッチデニム “というものになります。デニムを織るための糸の原料になる綿を、アメリカのテネシー州にあるメンフィスで採れる木綿を使用したものです。
乾燥した気候のエリアの為、綿の繊維が短くなり粗野なタッチでドライな質感が特徴になります。
この糸を旧式の力織機で織ることによってフラットでは無い、絶妙なザラツキがある表面感のデニムとなります。

旧式の織機との出会い

工場の内部に並ぶ、今では貴重な旧式の力織機。凄まじい轟音をあげながら稼働する様は圧巻の迫力。

旧式の織機との出会い

少しずつ織られていくデニムを興味深く見入る田中順也氏

旧式の織機との出会い

CEUEUの使用する “ 11オンス メンフィス綿セルヴィッチデニム “フラットでは無い、絶妙なザラツキのある表面感が特徴。

私たちの思い

“ 11オンス メンフィス綿セルヴィッチデニム “ の特徴ですが経糸 (タテ糸)と緯糸 (ヨコ糸)に8番糸と呼ばれる太さの糸を使用しております。
メンズジーンズの代表的なモデルであるLevi’s 501や505などには、7番糸と呼ばれる太さの経糸・緯糸を織ったものが多くみられますがそれらよりも、少し細い糸を使用しまして13オンス以上の重さのデニムが定番的なメンズデニムに対して11オンスという少しライトな生地に仕上げています。

インディゴブルーに染められた経糸が美しく経年変化をしていく、デニムが持つオーセンティックな魅力は残しながら着用したその日から、長年にわたり 履き込んだ様な脚馴染みの良さを共存させたデザイナーの理想を体現したデニムになります。

そのデニムを、児島の中でも裁断・縫製・加工それぞれの工程ごとに、練達した技術を持つ職人の手によって作製しました。
一見すると、ベーシックなデザインの中にもステッチワークや縫製仕様、デザイナーが履き込むことで色落ちしたジーンズを、ナチュラルに再現したヴィンテージ感など、細部に至るまでを田中順也 / 宇井愛美の想いと拘りをカタチにしたCEUEUのデニムコレクションが、ここに完成しました。
身に纏った人々の、それぞれの人生を輝かせて笑顔になれる、ささやかな愉しさにつながる事を望みます。

CEUEU 田中順也 / 宇井愛美

私たちの思い

前端のベルト持ち出し部の “ Vステッチ “と呼ばれるステッチワーク

私たちの思い

後ポケット口の両サイドに配置された “ 隠しリベット “

私たちの思い

バックの革ネームは牛革素材をホワイトに染めエンボス加工を施した美しい仕上がり。

CEUEU 田中順也 / 宇井愛美

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